ビジネスシーンでは手袋にこだわる。スーツに合わせる手袋の選び方を解説

2022年1月26日

「ビジネスシーンで使える手袋の選び方を知りたい」
こういった疑問を持っている人もいるでしょう。

結論からいうと、ビジネスで使える手袋は「革」手袋になります。
革製品は艶がありオフィスで働くスーツ姿に雰囲気が合致するので、ビジネスパーソンでも相手に失礼なく利用できるでしょう。
スーツに合わせるため、ブラウンやブラックといった暗めの色を選択すると、スーツの色味に合い服装に統一感が出ます。

ビジネスで使用する手袋について、詳しく見ていきましょう。

1.ビジネスシーンに合う手袋とは

通勤や打ち合わせ先への移動など会社関係者や取引先と会うとき、着用するのは「革」の手袋を選択しましょう。

手袋は主に「革」と「ニット」の2つの素材がありますが、ニット素材はカジュアルさを演出するため、ビジネスシーンでは革の手袋を選択するのが無難です。
素材本来の艶が大人らしい雰囲気を醸すため、特に中高年を中心に革の手袋が人気です。

縫い目にも着目しましょう。
革の手袋は縫い目が「アウトシーム」または「インシーム」のどちらかで製作されます。
アウトシームとは、手袋を縫うときの縫い目が外に出ていることをいいます。
インシームとは、反対に縫い目が内側を向く縫い方です。

インシームの方がスッキリした印象になるので、ビジネスシーンではインシームの手袋を選びましょう。

2.ファッション性と保温性の両立

ビジネスシーンでの利用を考えすぎて保温性能を確保できなければ、手袋を使用するメリットが半減してしまいます。
どうすればスーツにぴったりで保温性能も確保する、欲張りな手袋を手に入れられるのかを確認しましょう。

(1)裏地つきを選択する
裏地が付属した手袋を選択すると、おしゃれを損なわず暖かく過ごすことができるでしょう。
革の手袋単体でも高い防風性能を持っているため、暖かさを感じることができますが、カシミヤなどのニット素材が裏打ちされた手袋の暖かさは格別です。
ニット素材は繊維の間にたくさんの空気を含むことができ、手の体温を外に逃さず過ごすことができます。

注意点を挙げると、革の方がニット部分より寿命が長いので先に裏地のダメージが目立ってきてしまうことです。
しっかりとサイズを確認したうえで、革単体の手袋+別売のインナーグローブを着用するのも手です。

(2)手首にリブ加工が施された製品を選択する
手首部分にリブ加工が施され絞られた製品を選択すると寒風対策になります。
冷気は首元、手首・足首など、隙間から入り込みます。
リブ加工で手首部分を絞ると風の侵入を防ぐことができ、防風性能が向上します。

(3)ネクタイ・靴・かばんの色と合わせる
手袋の色をその他のアクセサリーの色と合わせると、統一感が出てすっきりした印象にまとまります。
一方で、手袋だけ他のアクセサリーと色を変えることで、アクセントカラーとして演出することもできます。
いずれの場合も使用する色を絞り、ベースカラーであるスーツの色+1~2色にまとめることで、統一感・清潔感を演出できるので試してみましょう。

3.スマートフォン操作など機能性にもこだわる

ビジネスマンにとって欠かせない機能のひとつが「スマートフォン操作」を可能にする機能です。
外回りが多い営業は外出する機会が多いうえに、外出先でスマートフォンの着信を受けることもあるでしょう。
着信のたびに手袋の着脱を繰り返していると、手間であると同時に通話先の相手を待たせることにもつながります。
スマートフォンを頻繁に使用する人は、タッチパネルの操作に対応した製品を選択するとよいでしょう。

外出先でノートパソコンを開く場合は、指なしタイプの手袋を使用してもよいでしょう。
スマートフォンの使用に加えてパソコンの使用、お金の受け渡しなど、多目的に活用できます。
指なしタイプは暖かさが損なわれると考えられがちですが、実は見た目よりも暖かい商品です。
手のひらなど、手の主要な部分の大きな血管を温めることで暖かさを保てるからです。

4.まとめ

ビジネスシーンで利用できる手袋の使い方について解説しました。
スーツを着用することが多いビジネスシーンでは、フォーマルな雰囲気を持つ革手袋の使用がおすすめです。
革手袋単体でも暖かいですが、内部に裏地が施された製品を購入すれば、さらに暖かく冬を過ごすことができるでしょう。

ビジネスでの使用を考える場合、連絡に必要なスマートフォンの使用に適した手袋を選ぶことも大事です。
頻繁に着脱を繰り返すと手袋にダメージが残りますし、溜めていたい暖気が逃げ、いいことはありません。
スマートフォン対応の手袋を購入すれば、着信時にスマートに画面操作ができるので、電話の使用率が高い人は検討してみましょう。

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